静岡県 Shizuoka.


県道60号 南アルプス公園線

葵区・昼居渡−葵区・畑薙第一ダム

(その2 葵区・笠張峠−畑薙第一ダム) 

 
 笠張峠を越えまして、井川地域に入ります。井川ダム・畑薙第二ダム・畑薙第一ダムとダム地帯を走っていきます。
 
葵区・笠張峠 〜 井川ダム

[笠張峠]


笠張峠に出ます。
県道60号はここを左折です。

[「井川駅まで13.5km」キロポスト]


これまでは「笠張峠までxxkm」のキロポストが設置されていましたが、笠張峠以降は「井川駅までxxkm」のキロポストに変わります。

[富士見峠]
富士見峠付近。
ここから先はカーブを繰り返しながら下り坂です。

[梅地方面分岐]
梅地方面の分岐。
左へ行くと梅地方面に出ますが、行き止まりです。

[葵区井川字大草利]
大草利付近。久々に見る民家です。

[口坂本温泉入口]
口坂本温泉への入口。
ここを右折すると口坂本温泉に出まして、更には県道27号井川湖御幸線に接続します。

[葵区井川]
くねくねと曲がります。
この辺は幸いにして二車線道路になっていますが…。

[「井川駅まで7.0km」キロポスト]
またまた狭路が始まります。

[「井川駅まで6.0km」キロポスト]

[葵区井川]
「この先(井川方面)大型車通り抜けできません」

まぁ、ここまででも、大型車が通行困難になりそうな狭路は断続的に続いてきましたが…。

[地すべり区間]


また地すべり区間に入ります。前回同様、赤色回転灯の点灯時は「通行しないでください」という扱いです。

[「井川駅まで2.5km」キロポスト]
この辺りまで来ると、奥の林の先に井川湖が見えてきます。

[井川トンネル]
井川トンネルをくぐります。
このトンネルを抜けると突然目の前にダムが出現するのです…。

[井川ダム]
井川ダム。
ダムの堤頂が県道になっていまして、ダムの上を車で走り抜けます。
大型車のすれ違いは多分無理でしょう。
 
葵区・井川ダム 〜 田代

[井川ダム北側]
ダムの北側に出たところで、県道60号は左折です。
右折すると、ダム公園の駐車場に出ます。

[井川駅前
大井川鉄道井川駅前を通過します。
左側の斜面の上に立っているのが井川駅。

井川ダム建設の際、資材搬送用に建設されたものですが、現在は観光用として利用されています。運行に伴う赤字額は、中部電力の負担になっているのだとか…。

[西山沢橋手前]
西山沢橋付近で、接阻峡・奥泉方面に接続する道路が分岐します。

[葵区井川字西川平]


井川駅を通過すると、キロポストの表示は「畑薙第一ダムまでxxkm」の表示に変わります。カウントダウンは26.0kmから始まっていますが、県道60号の何と長いことか…。

[「畑薙第一ダムまで23.5km」キロポスト]

[葵区井川]
オレンジ色の旗には「井川へようこそ」と書いてあります。

[井川小学校入口]
井川の町に入ります。
このような県道に似つかわしくない信号機が出現しますが、押しボタン式でありまして、近くに井川小学校があるため通学生徒向けに設置されたものと思われます。

[井川診療所入口]
井川診療所の入口。
正面にゼネラルの給油所がありました。

[葵区井川]
ダム湖と山に挟まれた区間を走っていきます。

[赤土沢橋]
左側にバス停が見えますが、これは静鉄バス(しずてつジャストライン)ではなく、井川町地区自主運行バスのもの。

かつては静鉄バスが走っていたのですが、路線が廃止されてしまったため、代替手段としての公営バスが「自主運行バス」として運行されています。もっとも、バスというよりはワンボックスカーのような車らしいのですが…。

[葵区岩崎]

[大島橋]
大島橋を渡ります。
古めかしい鉄橋でした。

[「畑薙第一ダムまで16.5km」キロポスト]

[井川町田代]
田代地区に入ります。
民家のある集落は、この田代地区が最後。

後はダム管理用の性格の強い道路に変わります。
 
葵区・田代 〜 畑薙第一ダム

[葵区田代]
田代の集落を通過すると、ここから先は夜間通行止となる区間に入ります。入口の辺りだけ中央分離帯がありましたが、夜間はここで検問を行えるようになっているんでしょうか。

[田代第一トンネル
トンネルが連続していきます。
まずは田代第一トンネル。長さは500mちょうど。

[田代第二トンネル]
田代第一トンネルの先にはすぐ田代第二トンネルがやってきます。
ちょっと狭いので通行にはご注意を。

[田代第三トンネル]
どでかい水道管が見えますが、この下に畑薙第二発電所がありまして、そこへ向かう水道管のようです。

ちなみにその下は小さなガードのようなものができていますが、何とこれは「田代第三トンネル」なのだとか。長さも何とたったの「7m」。

[田代第五トンネル]
田代第四トンネルは省略しまして、田代第五トンネルにさしかかります。長さは35m。第四トンネルも63mであったので、短いトンネルが続いています。

[大網トンネル]
大網トンネル。ここだけは新しく開通したトンネルのようで、二車線が確保されていました。多分、右側を走っていた旧道が土砂崩れでも起きたかして、この新ルートを造ったんじゃないかと思います。
長さは528m。

[湯澤橋]
小さな沢はたくさんありまして、それぞれ小さな橋で越えていきます。

[葵区田代]

[「畑薙第一ダムまで7.0km」キロポスト]
県道60号を走る人は、
(1)井川ダムの更に北まで行ってみたくなった好奇心旺盛な人。
(2)南アルプス登山のため、登山口(r60起点)まで行く登山客。
(3)この先の「白樺荘」めあての人
(4)道路マニア(?)
…といったところと思います。

[明神橋]

[田代第七トンネル]
田代第七トンネルにさしかかります。
長さは161m。

断続して続いてきたトンネル地帯も、これが最後です。

[白樺荘]


こんな山奥に突如現れる目新しい建物。「白樺荘」という温泉施設です。結構人が入っていたようでした。

[崖地帯]
最後の最後は本当に急峻な地形です。

[畑薙第一ダム]
畑薙第一ダムに到達します。
更にこの上流には「赤石ダム」や「田代ダム」もあるのですが、大規模なダムとしては、多分この畑薙第一ダムが最後です。

[畑薙第一ダム先]
畑薙第一ダムで終点かと思いきや、県道60号はもう少し続きます。

[南アルプス登山指導センター]
南アルプス登山指導センターに出たところで、県道60号は終点です。
ここから先は一般車通行止めとなっています。

南アルプスに登山に行く人は、ここまで車で来てから登山開始になるそうです。
調査日:2009/10
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