高速道路 Express way.
首都高速中央環状線
大橋ジャンクション見学会
( そ の 2 )
いよいよジャンクション建物の内部に入っていきます。

  

   2階部分(D2上層)
[移動中]
土の中でこれまで頑張っていたカッターにすごいすごいと感心した後、いよいよジャンクション建物内部へと入っていきます。
上の画像の右側に見える灰色の縦縞の構造部が階段になっていまして、そこから上部へと向かいます。
標題は便宜上ここでは「2階部分」としましたが、正直なところ、らせん型構造になっているこの大橋ジャンクションには「階」という概念はあまり正しくないんですね。3階から下っていくと、ぐるっと回っていく内にいつの間にかそれが2階になり、1階になり、地下になり…という構造なので…。まぁ、わかりやすさのため、ということで「2階」という言葉を使ってみました。
 
[階段] [D2上層入口]
階段の様子。今でこそ移動用の階段として使用されていますが、将来は非常用階段として使用されます。
自分のような一般人は、開通後にこの階段を歩くことはまずないんだろうな…と思いつつ、一歩一歩をかみしめながら(??)歩いていきます。

 

[D2上層 下方面を望む] [D2上層より上方面(首都高3号線)を望む] [説明する首都高の崎濱さん]
上が内部の様子。D2上層は、首都高3号線(高架橋)→首都高中央環状線(地下トンネル)の連絡道路です。
路面は赤色・青色の線が描画されているのは、赤色車線が新宿方面、青色車線が品川方面と色分けしたものだそうで、通行車両にもこの先の分岐をわかりやすくイメージできるように措置したのだとか。今のところのものは、テスト用の舗装なので赤色・青色ともにくすんだ感がありますが、供用開始時にはもっと明るい色に変わるそうです。
カーブの内側が広く取られているのは、視認性をよくするため。
狭いループ状の構造であるため、安全が確保できるようにより遠くも見えるようにしているそうです。

 

[フォークリフト通過中] [フォークリフト通過中]
見学会とは言え、実際に作業中の場所もあるわけで、説明の途中でフォークリフトが走ってきました。
こんな広々としたところを走るなんて気持ちよさそうだな〜と思いはしましたが、作業している方は仕事中なんですよね。遊びではないわけなので…。すみません。

 

[消火栓の説明] [ホースの実演] [記念撮影をアシストする首都高の方]
外壁に設置された消火設備についても説明。
左側には消化器、中央には非常ボタン、右側には消火栓が設置されています。
首都高の方同士が消火栓を見ながら曰く、「これって泡出るやつだっけ?」 「これは出ませんね」 「あ、出ないのか」
まぁ、消火栓といってもいろいろあるでしょうから…。
事故が発生したらまずは非常ボタンを押して、「何か起こったぞーっ!!」というのを知らせる。
消火栓を使用する場合は、できれば2人でやってきて、1人はホースの筒先を持って現場まで移動し、1人は消火栓のところで待つ。
そして、現場の近くまで到着して準備ができたら「おーい、準備いいぞー!」と伝え、消火栓のところで待っている人がレバーを引いて水を出す…とした方が連携取れてうまくいくそうです。
ホースの筒先持って、記念撮影する人も多々。(当方もその多々の中の1人です:(^o^))
首都高の方がシャッターを押してくれました。

 

   3階部分(B2上層)
[D2上層出口] [階段移動中]
消火設備も堪能したところで(??)、更に上の階へと移動します。
移動に使うのやはり先ほどと同じく非常階段です。

 

[B2上層入口] [B2上層 下方面を望む]
B2上層に入ります。こちらは、首都高中央環状線(地下トンネル)→首都高3号線(高架橋)の連絡道路です。
舗装はコンクリートのままでした。
さっきのD2上層は工事車両がとまっていましたが、こちらは何も無し。
ただっ広い空間は、何となく異次元空間を思わせます。

 

[B2上層 上方面(首都高3号線)を望む]
B2上層の上方面を見た画像。実際に走ってくる車は、この方向を向いて走ってきます。
左上部に穴が空いていますが、これは換気のための穴。これだけ大規模な道路設備になると、換気がかなり大変になるらしく、吸気・換気ともにかなり大規模になるらしいです。

 

[外へと移動] [3号線都心方面連結路へ]
この後はいくつかのグループに自然に分かれまして、それぞれのランプ(大橋ジャンクション建物と首都高3号線を結ぶ高架橋)を見に行きました。鉄板の敷かれた足場の先へと進むと、外へと出ます。

 

見学日:2009/8/1

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