高速道路 Express way.


東海北陸自動車道

愛知県 一宮市−富山県 砺波市



(その7 高山市・清見−白川村)

 
 高山市(旧大野郡清見村)の飛騨清見ICから大野郡白川村の白川郷ICまで。

  

飛騨清見IC−飛騨河合PA

[飛騨清見IC]
飛騨清見ICを通過します。

[白川郷IC 24km]
次の白川郷ICまでは24km。
ちょっと離れています。

[トンネル連続10本]


ここからはトンネルが10本も連続する区間に入ります。
しかも、長さ1km超のトンネルは実に7本もあります。

[二本木トンネル]
二本木トンネルに入ります。長さは1,300m。
東海北陸自動車道の全56本中39本目のトンネル。
飛騨清見IC→白川郷ICの区間にあるトンネル10本中1本目です。

[池本トンネル]
続いて長さ1,770mの池本トンネル。
東海北陸自動車道のトンネルとしては40本目。

[池本トンネル]
この区間は、基本的にトンネルの出口までくると次のトンネルが見える…というくらいにトンネルが連続していきます。日光浴のできる区間はむしろ少ないです。

[ミボロトンネル]
東海北陸自動車道としては41本目のトンネルであるミボロトンネル。
こちらは長さ160mと短めです。

ちなみに「みぼぐち」ではなく「みぼろ」と読んでください。

[東俣トンネル]
42本目の東俣トンネル。
長さは550m。

トンネル入口にはトンネル用信号機が設置されています。

[江黒トンネル]
東海北陸自動車道全56本中43本目の江黒トンネル。
長さは1,430m。

先述の通り飛騨清見IC〜白川郷ICでトンネルが10本連続するわけですが、このトンネルは飛騨清見ICから5本目にあたるため、IC間のトンネル本数としてはこのトンネルを出たところで折り返しです。

もっとも、ここからが長いんですけど…。

[飛騨市]
高山市から飛騨市に入ります。
カントリーサインは飛騨市古川町の古川祭の「起し太鼓」でしょうか。

正面は44本目となる舟原トンネルで、長さは1,120m。
次の白川郷ICまでは、この舟原トンネルを含めて残りトンネル5本です。

[舟原トンネル→いら谷トンネル]
舟原トンネルを出ると、すぐに「いら谷トンネル」が続きます。
トンネル45本目、長さ1,530m。

[いら谷トンネル]
トンネルの中の対面通行区間。
個人的には、かつての北陸自動車道朝日IC〜上越IC区間を思い出してしまいます(笑)

[保トンネル]
トンネル46本目、保トンネル。
「ほとんねる」と読んでください。

長さは1,560m、白川郷ICまで残りトンネル3本です。

[保トンネル]
飛騨河合PAの予告標識。
この保トンネルの出口すぐのところに位置しています。

[飛騨河合PA]
飛騨河合PAの分岐。
保トンネルの出口手前から流出路が分岐するのでご注意を。

通常期は閉鎖している松ノ木峠PAからは39km、常時開設のひるがの高原SAからは39km、同じく常時開設のぎふ大和PAからは何と64kmも離れています。

まぁ、こんなトンネル連続の中にPAを設置するとなると、用地確保も大変だったことと思いますが…。

  

飛騨河合PA−白川郷IC

[飛騨トンネル]
飛騨河合PAからの流入車線が左側からやってきます。
狭い用地に何とかPAを設置したためか、流出車線と合流車線の出現間隔がとても短くなっています。

そして、正面に見えるのがお待ちかねの飛騨トンネルです。
トンネル手前にはトンネル用信号機が設置されています。

[飛騨トンネル]
飛騨トンネルは東海北陸自動車道全トンネル56本中47本目のトンネル。
長さは10,710mで、東海北陸自動車道では最長、国内でも関越トンネルや山手トンネルについで第3位の延長を誇ります。

1993年に施工命令が出されたのですが、湧水・シールドマシーンの圧壊、貫通後のトンネル崩落などに見舞われた難工事となったそうです。東海北陸自動車道の中でも最後まで未開通となっていたのもこの区間でありまして、2008年7月の飛騨トンネル開通により、ようやく全線開通を迎えました。

[残り8km]
一応、飛騨トンネル内部ではトンネル出口までの距離数を示す壁面案内が出ています。右の画像は「3km← →8km」と記載されていまして、「トンネル入口からは3km走行済み、トンネル出口までは残り8km」と教えてくれます。

[飛騨トンネル]

[残り4km]
トンネル入口から7km、トンネル出口までは4km。

[右カーブ]
トンネルの後半部はゆるやかに右カーブとなっています。

[残り1km]
トンネル入口から10km、トンネル出口までは1km。

[飛騨トンネル→大牧トンネル]
長い長い飛騨トンネルを抜けまして、すぐに次の大牧トンネルが続きます。
長さは580m、トンネル48本目。

白川郷ICまでのトンネルとしては、これが最後です。

[○○○]
大牧トンネルの出口付近。
トンネルを出てすぐのところに白川郷ICが位置しています。

[白川郷IC]
白川郷ICを通過します。
大野郡白川村のICであり、世界遺産の白川郷で有名なところなのですが、村名である「白川」では東北自動車道の白河IC(福島県)と紛らわしいのか、「白川郷」というIC名となっています。
調査日:2011/5
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