高速道路 Express way.
長野自動車道長野県・岡谷市−長野県・千曲市
(その1 千曲市−麻績村)
上信越自動車道・更埴JCTから長野自動車道が分岐します。更埴ICから麻績ICまではカーブとトンネルの連続する区間が続きます。
更埴JCT−更埴IC
[更埴JCT]画像は上信越自動車道を上越側から高崎方面に向かって走行しているときのもの。ここから長野自動車道が分岐していくのですが、実質的には上信越道上り(上越→高崎方面)から長野道へと入る方が本線のような状態です。
実は、上信越道の中でも、一番最初に開通したのは須坂長野東IC→更埴JCTの区間でありまして、その際は長野道とそのまま連結した形で開通していました。そのときの名残がこのような形でJCTに残っています。
[更埴JCT]更埴JCTを通過して、すぐに更埴ICに入ります。
「更埴(こうしょく)」は、かつて「更埴市」のあったところ。1959年に昭和の大合併により成立したのですが、その際郡名である「更級(さらしな)郡」と「埴科(はにしな)郡」から一文字ずつ取って「更埴市」となりました。その後、平成の大合併により、2003年に千曲市となっています。
[千曲川]更埴ICで本線への流入路がやってきたところ、千曲川を渡ります。
千曲川は新潟県に入ると信濃川と名前を変える日本一長い河川です。
更埴IC−姥捨SA
[トンネルカーブ連続区間]「トンネル・カーブ連続区間 スピード注意
更 埴−豊 科」
文字の通り、この先はトンネルとカーブが連続する区間です。最高速度も80km/hで規制されます。
[千曲市・長野市境界]長野市に入ります。
といっても、これから通過するのは善光寺のある長野市街ではなく、長野市の南端部の旧篠ノ井市地区をかすめる感じです。
ちなみに、旧篠ノ井市ですが、JR篠ノ井線・信越本線の分岐点でもあった交通の要衝。平成の大合併が始まるよりも前の1966年に長野市と合併しています。
[中央道まで73km]「中央道まで73km」
長野自動車道ですが、「中央道方面」のように中央道のことをかなり意識しているようでして、「長野道」と記載された標識よりも「中央道」と記載された標識の方がたくさん登場しているように思います。
もっとも、長野自動車道の法定路線名は「中央自動車道長野線」であるわけであり、近距離区間利用者でなければ岡谷JCTから中央道の東京方面or名古屋方面に向かう人が多いでしょうから、しょうがないと思いますが…。
[長谷トンネル]ここからはトンネル地帯に入ります。
まず最初にやってくるのは長谷トンネル。
長さは800m。
[稲荷山トンネル手前]続いてやってくるのは稲荷山トンネル。
長さは590m。
[小坂トンネル手前]稲荷山トンネルの内部が長野市・千曲市の境界になっていまして、またまた千曲市へと入ります。
その先にあるのは小坂トンネル。長さは310m。
[小坂トンネル先]基本的に下り基調の道に変わります。
「スピード注意 自動速度取締機設置区間」とありますが、スピードにはご注意を。
[オービス]オービスです。
トンネル・カーブが連続する下り坂なので、速度抑制効果を図るとなれば、まぁうなづけるかなと思います。
[八幡トンネル]またまたトンネルです。
八幡トンネルで長さは410m。
[芝山トンネル手前]更にあるのは芝山トンネル。長さは210mと短いです。
あわせて、「姨捨SAまで2km」の予告標識も登場します。
[芝山トンネル先]下り基調の道路です。
[姨捨SA]姨捨SA入口。
長野市近辺を見渡せる好位置にあるSAなのだとか…。
姨捨SA−麻績IC
[姨捨SAからの本線流入路]姨捨SAから本線への流入路がやってきます。
見ての通り、橋梁となっています。
[一本松トンネル]
一本松トンネルにさしかかります。
長さは3200mと結構長め。
出口手前は少しカーブになるのでご注意を。
[麻績トンネル手前]麻績ICまで2km。
ちなみに、「麻績」は「おみ」と読みます。
この先の麻績トンネルは長さ570m。
[筑北村]一応「筑北村」に入りますが、ここでは一部をかすめるだけです。すぐに麻績村に入ります。
「筑北村」は平成の大合併に伴い、坂井村・本城村・坂北村の3村が2005年に合併してできた村。当初は麻績村も参加する予定だっらしいのですが、諸般の事情により離脱したのだとか。
[麻績IC 500m]麻績ICまで500m。
[麻績村]麻績村に入ります。カントリーサインは重要文化財の福満寺でしょうか。
しかし、「麻(あさ)を績(つむ)ぐ」と書いて「おみ」と読むとは、かなりの難読地名です。
[麻績IC]麻績ICです。麻績村・筑北村の最寄りICとなっており、国道403号に接続しています。 調査日:2009/5
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