高速道路 Express way.


北陸自動車道

新潟県・新潟市−滋賀県・米原市



(その5g 新潟県:燕市−新潟市)

 
 巻潟東IC、新潟西ICを経て、新潟中央JCTに出たところで北陸自動車道は終点です。もっとも、北陸自動車道の正式な起点は新潟なんですけど…。

  

三条燕IC−巻潟東IC

[三条燕IC]
三条燕ICの出口。流出車両は、減速車線の先で左直感カーブなのですが、路線バスは側道のようなところを走って、道路脇にあるバス停を通過します。

[巻潟東IC 8km]
次の巻潟東ICまでは8km。
新潟西まで24km。更に「新潟 29km」と出ていますが、新潟西の先の5km地点となると、多分新潟中央JCTのことを言っていると思います。

[449.9kmキロポスト付近]
「走行車線」「追越車線」の標識。
だいぶ古くなっているように見えます。多分、1978年の新潟−長岡間開通以来ずっと頑張っているんじゃないかと…。

ちなみに、この先が450kmキロポスト地点で、「米原から450km」という文字だけの標識が立っています。

[451kmキロポスト]

[除雪車待避所]
この辺まで来ると冬の積雪も少なくなるのですが、それでも除雪車待避所は定期的に設置されています。

[車間確認]
ちなみに地図で見てみるとわかりますが、三条燕ICからは三条燕IC付近で左カーブがあった後、巻潟東ICまで一切のカーブがありません。

恐るべし越後平野。

[454.1kmキロポスト]

[新潟市]


新潟市に入ります。立派なカントリーサインが設置されています。
ちなみに最初に走るのは、平成の大合併まで「中之口村」だった地域。新潟市もここまで市域が伸びました…。

[巻潟東IC 2km]
巻潟東ICまで2km。
IC番号も遂に40番台に突入です。

[巻潟東IC 1km]
巻潟東ICまで1km。
IC名は旧西蒲原郡巻町と潟東村の2町村の境界にあることから名付けられました。「巻潟」の東という意味ではないです(笑)

1km手前地点での予告標識には、IC名には含まれていないのですが一応隣接していた旧白根市の文字も登場してきます。

[巻潟東IC]
巻潟東IC。
ここも路線バスは側道のようなところにバス停がありまして、そちらを通過します。

  

巻潟東IC−新潟西IC

[巻潟東IC先]
巻潟東ICを通過すると、右へとカーブします。
長かった直線区間もここまで。

[新潟西IC 12km]
次の新潟西ICまでは12km。
最後の新潟中央JCTまでは17km。

新潟市に入りましたので、もう「新潟 xxkm」の標識は出てこず、更に先の村上市や福島県会津若松市までの距離が登場してきます。

[460.7kmキロポスト]

[462kmキロポスト]
巻潟東ICの先で右カーブ、その後右カーブ1回、左カーブ1回、そしてもう一度右カーブ1回で次の新潟西ICに出ます。
上り下りもほとんどなく、本当にシンプルな線形です。

[車間確認]

[黒埼PA 3km]
次の黒埼PAまで3km。
北陸自動車道最後のPAです。

[会津方面 次の給油所119km先]
「燃料切れに注意
 
会津方面 次の給油所 119km先

磐越自動車道に向かう場合は、次の給油所は何と119km先(磐梯山SA)まで行かないとありません。

[村上方面 最後の給油所]
「燃料切れに注意
 
村上方面 最後の給油所

また似たような標識が登場しますが、こちらは日本海沿いに進む日本海東北自動車道方面のもの。村上方面に行く場合は、次の黒埼PAが最後の給油所となります。

[黒埼PA 1km]
黒埼ICまで1km。ETC専用出口も併設しています。
かつて、北陸自動車道が新潟西ICまでだった頃は、新潟西ICから先は高速道路が無い以上、SA/PAも無いわけで、「最終PA」という標識が設置されていました。

[黒埼PA]
黒埼PAの入口。
以前は給油施設の無いPAだったのですが、磐越自動車道や日本海東北自動車道の延伸に伴い、かつて栄PAにあった給油施設を黒埼PAに移転させてきました。

新潟から更に別路線に乗り継ぐ場合は、結構重要なPAとなります。

[468.7kmキロポスト]

[新潟西IC 2km]
新潟西ICまで2km。北陸自動車道は何度か延伸を重ねたわけですが、1988年の北陸自動車道全線開通時は、この新潟西IC(正確にはその先の新潟黒埼IC)が終点とされました。

[新潟西IC 1.5km]
新潟西ICまで1.5km。

[鳥原バス停]
鳥原(とっぱら)バス停を通過します。
新潟市街にほど近い高速道路のバス停であり、この鳥原バス停近くの駐車場に自動車を停め、ここから高速バスに乗って新潟市街へ向かう…というパーク&ライドのような方式が早くから広まっていました。

もっとも、高速バス新潟・長岡線の場合は、乗車率が高いためかラッシュ時は「鳥原通過」の便が設定されています。
(ローカルネタですみません)

[新潟西IC]
新潟西ICを通過します。かつては、ここが本線料金所であったところで、正面は全て料金所ゲートが並んでいました。1994年の北陸自動車道延伸に伴い、中央側の四車線分が本線車道に転用されて、現在のような形になっています。

この先、新潟西ICで流出すると、国道116号新潟西バイパスや国道8号との接続があり、かなり複雑な立体交差が待っています。

  

新潟西IC − 新潟中央JCT

[新潟西IC先]
新潟西ICの分岐を通過したところ。
左端と右端に新潟西ICの料金所が見えますが、いかにも昔は本線料金所だったと見える構造です。

[新潟西IC第二料金所付近]
新潟西ICの第二料金所(R116新潟西バイパス→北陸道新潟中央IC側)の脇を通過します。新潟西ICも実はわかりづらいICでありまして、北陸道長岡側⇔R8・R7新潟市街の接続は可能なのですが、R116柏崎側⇔北陸道新潟中央IC側は接続できていません。

実質的に新潟西ICは二つのハーフインターチェンジをくっつけたような構造をしています。

[新潟中央JCT 2km]


正面の高架橋は上越新幹線。
新潟中央JCTまで2kmの標識が立っています。直進すると日本海東北自動車道、左方向は新潟中央IC出口、ぐるっと回って右方向は磐越自動車道。

[ときめき橋]
信濃川に架かるときめき橋を通過します。
大河津分水で流量の少なくなった信濃川ですが、河口の新潟市では更に関屋分水での分流があるため、新潟市街を流れる信濃川は大河のような風格はなくなっています。
橋の長さもたったの370m。

[新潟中央JCT 800m]
新潟中央JCTまで800m。
新潟中央ICのIC番号[14]は磐越自動車道のものですが、新潟中央JCTの番号[42]は北陸自動車道のものです。

2002年の番号改変までは、この先の日本海東北自動車道の一部区間も北陸自動車道であったため、新潟亀田ICはIC番号[43]、新潟空港ICが[44]とまだIC番号が続いていました。

現在はこの新潟中央JCTが北陸道において最後のIC/JCTにして、最大のIC/JCT番号をもちます。

[新潟中央JCT]
北陸自動車道の終点である新潟中央JCT。
ここで磐越自動車道・日本海東北自動車道・新潟中央ICに接続して終わります。開通当初は北陸自動車道長岡側⇒新潟中央JCT通行ができませんでしたが、現在は通行可能となっています。

ちなみに、北陸自動車道の正式な起点は新潟市であるので、本来的にはここは終点でなくて起点なんですけど(笑)
調査日:2010/5
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