高速道路 Express way.
北陸自動車道新潟県・新潟市−滋賀県・米原市
(その5f 新潟県:長岡市−三条市)
長岡JCTから燕三条ICまでの区間。ここからは越後平野を走っていくので、勾配等は全く無し。正確には「長岡市−燕市」とすべきところですが、わかりやすさの観点から「長岡市−三条市」としています。
長岡JCT−中之島見附IC
[長岡JCT]長岡JCT。左側が北陸自動車道新潟方面、右側は関越自動車道東京方面です。一応、長岡ICは関越自動車道にあるのでここを右側に入った方向です。
[長岡JCT]前のページで記述したとおり、長岡JCTでは関越道東京方面から→北陸道新潟方面の方が本線となっています。北陸道の米原方面から走ってきた車両は、分岐線から合流するような感じで走ります。
[中之島見附 10km]長岡JCTで関越自動車道と合流したところ。
お次の中之島見附ICまでは10km。新潟までは52km。
ちなみに、この「新潟」ですが、新潟中央ICは476.5kmキロポスト地点、新潟西ICは473kmキロポスト地点にあることを考えると、この標識は422.8kmキロポスト地点に立ているので、新潟西ICのことを指しているのかな…と思いますが、よくわからず。
[長岡北バス停]長岡北バス停を通過します。このすぐ下を走る県道に「福道入口バス停」があるため、高速バスと一般路線バスの接続が可能と言えば可能です。
もちろん、便数の保証はできませんが…。
[425kmキロポスト]
[練馬から250km]「ここは新潟県中越 練馬から250km」
北陸自動車道を走っているわけですが、1988年までのIC番号等は関越自動車道からの連番扱いだったという経緯もあり、練馬からの距離に基づいてこんな標識も立っています。一応、法律的には、長岡−新潟の区間は関越自動車道と北陸自動車道が重複しているという扱いにもなっていますので…。
イラストは長岡花火。
[よくわからない支柱]よくわからない支柱。
以前は「走行車線」「追越車線」の標識が設置されていたものと思われますが…。
[車間確認]
[信濃川]信濃川を渡ります。長さは960m。
平成の大合併前に「長岡市内で信濃川に架かる橋は何本あるでしょうか?ちなみに、越路橋と越の大橋は除きます」と質問すると、たいていの人は「四本(南から長生橋・大手大橋・長岡大橋・蔵王橋)」と答えるんですが、この橋を含めて実は五本なんです…というくらいに陰の薄い橋梁です。
[信濃川]1978年開通の橋梁だけあって、無味な橋梁です。
(すみません…)
[中之島見附IC 2km]中之島見附ICまで2km。
南蒲原郡中之島町と見附市の境界上に位置していたため、このようなIC名になっています。なお、前者の中之島町は現在は長岡市になっていますが。
[中之島見附IC 1km]中之島見附ICまで1km。
正面奥に建物が見えますが、中之島流通団地の工場群。IC直近の好立地に流通関係の施設が建ちなんでいます。
[中之島見附IC]中之島見附ICの出口。
国道8号に直結しています。
中之島見附IC−三条燕IC
[三条燕IC 14km]次の三条燕ICまでは14km。
[支柱だけ]また、支柱だけの構造物が登場します。
ここも多分「走行車線」「追越車線」の標識が立っていたのではないかと…。
[見附市]見附市に入ります。
ニット産業で有名なところ。イラストも衣料品の絵が描かれています。
[除雪車待避所]左側の黄色地標識には「除雪車待避所に付 駐車禁止」と書かれています。冬期間には、除雪車がここで後続車に道をゆずったりとします。
[437kmキロポスト]
[栄PA 3km]栄PAまで3km。黒埼PAまで29km。
北陸道に残るPAもあとわずかになりました。
[三条市]三条市に入ります。
カントリーサインは包丁とスパナ。
よくわからない組合せですが、三条・燕地域は金物産業が盛んなところで、洋食器の生産は世界でも有数のシェアを誇っていた町です。
[栄PA 2km]Nシステム。
その先、「栄PA 2km」の標識が見えます。
[ハイウェイラジオ栄]ハイウエイラジオの放送区間の始まり。
北陸自動車道のハイウェイラジオは、この栄PA付近が最後です。
この先、新潟中央自動車道で更に乗り継ぎする人は、結構重要なポイントかも。(もっとも、磐越自動車道に入る人は重要ですけど、日本海東北道に入る場合は渋滞など滅多に起こらないのでそれほどでもない可能性も…)
[栄PA 1km]栄PAまで1km。
「次のPAまで27km」とありますが、黒埼PAのことを指しています。
[栄PA]栄PAの入口。
ちなみに、本線車道の方はこの正面にオービスが設置されています。
栄PA手前で減速して、栄PAを通過すると速度が回復する…というのは新潟県民の常識(?)です。
[442kmキロポスト]
[443.3kmキロポスト付近]右奥に「くらしの品 ハイテクのまち 三条市」と看板が出ています。
[444kmキロポスト]444kmキロポスト付近。いわゆるゾロ目。
四つ合わせて「しあわせ」とするか、「死」を連想して不吉と考えるかはその人次第ですが、まぁただのキロポストなのでそのまま通過します。
特段の標識も立っておらず。
[信濃川]信濃川を渡ります。
長岡市の橋梁は960mでしたが、こちらは短くなって長さ370m。
これより少し上流のところで、大河津分水路が分かれており、大部分の水流はそちらに流れてしまうため、この辺の信濃川は大河というよりも小さな川の一つのような感じになってしまいます。
[三条燕IC 2km]次の三条燕ICまで2km。
[JR燕三条駅]右側に白く長い建物が見えますが、これはJR燕三条駅。上越新幹線が1982年に開業する際、JR越後線(もちろん当時は国鉄)が交差する場所に新設された駅です。
厄介なことに、三条市と燕市の境界に位置しているため、新駅の名称をどうするかで紛糾し、田中角栄が仲裁に動いたと言われるほどの事態になったと言われる駅です。
[三条燕IC 1km]三条燕ICまで1km。
ちなみに、上越新幹線の新駅は「燕三条駅」となりましたが、IC名は「三条燕IC」となっています。燕市と三条市では、三条市の方が規模的にも大きかったのですが、駅名については「駅名というものは後ろについた名前の方が格が上である」と言われ、「IC名は三条が先!」と言ったとか言わなかったとか(笑)
[燕市]燕市に入ります。
カントリーサインはヤカンとナイフ・フォーク。
燕市も金物産業が盛んな地域です。
ちなみに、平成の大合併の際、燕市と三条市が合併して県下第三位の「燕三条市」誕生を!…という機運が高まったのですが、三条市側は熱心だったのに対して、燕市側は吸収合併になることの警戒感があり、結局破談になったという経緯があります。
当時の「三条新聞」なんかは、「燕三条市」の成立に色々と紙面を割いていたんですが…。
[三条燕IC]三条燕ICを通過します。
国道289号に接続していますが、すぐのところにある交差点で国道8号にも接続できます。調査日:2010/5
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