高速道路 Express way.


中央自動車道

東 京・杉並区−愛知県・小牧市



(その2b 山梨県:大月市−笛吹市)

 
 この区間のハイライトは長大トンネルである笹子トンネル。長さ4,717mは中央自動車道において2番目に長いトンネルです。笹子トンネルを抜けると下り坂が続き、甲府盆地へと出ます。

  

大月JCT − 旧 大月JCT分岐

[岩殿山トンネル手前]
大月JCTを通過したあたり。本来ならば右側に見えているはずの対向車線(上り線)が見えません。
この先、岩殿山トンネルにさしかかります。

[大月トンネル]
続いて大月トンネルに入ります。

実は、この区間も先ほどと同様、2003年の線形改良に伴い従来の下り線2車線と旧上り線2車線を下り線2+2車線に転用している区間です。ただし、大きな違いは「左ルート」「右ルート」の分岐が生じない点。4km先にあった大月JCTを東京側に移設した関係で、本来「左ルート」となるべき従来の下り線二車線は富士吉田線直結ルートに、「右ルート」となるべき旧上り線二車線は中央道本線ルート専用となっています。

よく見ると、本来左側にあるはずの照明灯も、ここが上り線であったことの証左なのか右側に設置されています。

[浅利トンネル手前]
浅利トンネルに入ります。
この3つ目のトンネルを抜けると、トンネル連続区間も終わります。

[大月ICを横目に眺める]
浅利トンネルを抜けたところ。
左側に大月IC出口の案内標識が見えます。

元々は大月JCTがこの先にあったため、大月ICも中央道の本線車道から分岐していたのですが、線形改良に伴い大月JCTが東京側4km手前に移設されたため、中央道本線車道からは流出できず、富士吉田線からのみ流出できる構造になっています。

…ということで、中央道本線ルートを走っているので、大月ICの案内標識を横目に眺めるだけで通過します。

[旧大月JCT付近]
古い鉄柱が立っていまして、右側に「名古屋・長野」とあるものの、左側のスペースは不自然に空いています。多分、新線切り替えまではここが大月JCT手前であったため、「富士吉田」の案内標識が設置されていたんだと思います。

[旧大月JCT]
旧大月JCTのあたり。
2003年まで大月JCTはここにありまして、ここで中央道本線と富士吉田線が分岐していました。現在は、大月JCT(新)から並走していた中央道本線と富士吉田線がここでガードレールを隔てたまま分かれていくだけとなっています。

  

旧 大月JCT − 笹子トンネル

[真木バス停]
富士吉田線からの道路と合流。
しばらくは登坂車線のような形の片側3車線

真木バス停を通過します。

[初狩PA 1km]
初狩PAまで1km。

[初狩PA]
初狩PA。
チェーン着脱所の表示板も見えます。

[所要時間情報]
勝沼ICから甲府昭和ICまでの所要時間情報。
12、13と来て、途中の14が省略されていますが、すっ飛ばされている14番は甲府南ICです。

[登坂車線]
またまた登坂車線が出現します。
この区間、Up-Downが何度もあるためか、登坂車線が出たり消えたり…。

[右カーブ]

[笹子バス停]
左側に分岐している道路は、笹子バス停。

[登坂車線]
この先、登坂車線がまたまた出現します。
笹子トンネル手前では最後の登坂車線。

[500m先トンネル 車間注意]
「500m先トンネル 車間注意」

長大トンネル笹子トンネルももうすぐ。

[笹子トンネル入口]
笹子トンネルに入ります。長さ4,717m。
トンネル入口の上部には「速度70キロ」とデカデカと書かれています。

[笹子トンネル内部]
笹子トンネルの内部。
トンネルに入ってすぐの東京側は右カーブが続きます。

  

笹子トンネル − 勝沼IC

[笹子トンネル先]
笹子トンネルを抜け、甲州市に入ります。
すぐのところに甲斐大和バス停があります。
結構広々とした感じです。

[下り坂]
しばらくは下り坂が続きます。
それにしても9kmは長いな…。下り勾配も5.9%!

[日影トンネル]
日影トンネル。長さは287m。
実は下り線のみにあるトンネルでして、上り線は丘を迂回してトンネル無しで通過です。

[勝沼 2km]
勝沼ICまで2km。大月JCT以来、結構長かったような…。

[旧大和村・旧勝沼町境界]
カントリーサインが見えますが、これは旧勝沼町のもの。
現在は引き続き甲州市です。

イラストは、2人のシルエットが見えますが、これは明治期にワイン醸造技術習得のためフランスに派遣された高野正誠・土谷助次郎のシルエット。

[勝沼IC]
勝沼IC。国道20号に接続しています。
ICは久しぶりのような気がします。

  

勝沼IC − 一宮御坂IC

[釈迦堂PA 2km]
釈迦堂PAまで2km。

[一宮御坂IC 5km]
一宮御坂ICまで5km。
この辺からまたIC間隔の短い区間に変わります。

[甲州市・笛吹市境界]
笛吹市に入ります。

[釈迦堂PA入口]
釈迦堂PAへの入口。

[下り坂]
また下り坂にさしかかります。
下り坂を抜けて甲府盆地に入れば、Up-Downも一段落。

[小牧まで250km]


小牧市まで250km地点。軍配に風林火山を模したイラスト。
「東京からXXkm」でないのが不思議というか、中央道の抱えてきた歴史的経緯というか…。

[甲斐一宮バス停]
甲斐一宮バス停付近を通過します。

[一宮御坂IC 500m]
一宮御坂ICまで500m。

[一宮御坂IC]
一宮御坂IC。国道137号に接続しています。
この先は甲府盆地に入りまして、なだらかな道路が続きます。
調査日:2009/10
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