高速道路 Express way.


東名高速道路 日本坂トンネル区間

静岡県 焼津市−静岡県 静岡市



(東名高速 番外編)

 
 静岡県焼津市と静岡市の間には、東名高速道路最長の日本坂トンネルが位置しています。東名高速下り線を走った場合は、1998年に開通した新しい日本坂トンネル(片側三車線)を走るわけですが、反対の東名高速上り線を走る場合は従来の日本坂トンネル上下線を転用した右ルート・左ルートの分岐があります。

  

焼津IC−日本坂トンネル

[焼津IC]
東名高速道路の上り線を名古屋側から東京方面へと走ってきたところ。
焼津ICを通過します。

[日本坂PA 1.5km]
日本坂PAまで1.5km、日本平PAまで17km。
どちらも「日本」がつくPAでありまして。

[日本坂PA 1km]
日本坂PAまで1kmの地点。
頭上に電光表示板がやってきまして、この先で分岐する左ルート・右ルートの道路情報が表示されるようになっています。
調査日当日は、特に事故・渋滞はなかったようで、何にも表示されていませんでした。

[日本坂PA]
日本坂PAを通過します。
1998年の日本坂トンネル改良工事に伴い、現在の位置に移転してきています。それまでは日本坂トンネルにほど近いところにPAがあったそうで。

[日本坂PA]
左側から日本坂PAの合流車線がやってきますが、このまま2車線→3車線に変わります。

[左ルート・右ルート分岐900m]
日本坂トンネル付近の左ルート・右ルートの分岐まで900mの地点。
左側1車線が左ルート、中央1車線と右側1車線の計2車線は右ルートに行きます。

[車線増加]
左側から更に車線が一つ増えます。これにて片側4車線となります。

なお、ここからは80km/h規制が敷かれます。

[ルート分岐]
左ルートと右ルートの分岐地点。
「東名高速(その2d)」でも既に触れているところですが、ここから先の区間は左ルートは1998年まで東名高速道路上り線、右ルートは1998年まで東名高速下り線だった区間です。1998年に3車線の日本坂(新)トンネルが開通し、東名高速下り線が日本坂(新)トンネルに移動したため、残った2車線を東名高速上り線の右ルートとして活用しています。

[日本坂トンネル手前]
日本坂トンネルの手前。
トンネル入口に見える独特の換気施設が目を引きます。

ちなみに、ここでは東名高速道路全線開通当初から上り線用トンネルとして使用されてきた左ルートトンネルを走っていきます。

[日本坂トンネル]
日本坂トンネルに入ります。
東名高速道路で最長のトンネルで延長は2kmを超えますが、現在走っている上り線左ルートは2,380m、上り線右ルートは2,370mで若干長さが異なります。

ちなみに、1979年7月に日本坂トンネル火災事故が起きたのは、このお隣にある東名高速道路上り線右ルートでした。

  

日本坂トンネル−静岡IC

[日本坂トンネル]
一応、日本坂トンネルの内部で焼津市から静岡市へと入ります。

[日本坂トンネル出口]
長かった日本坂トンネルを抜けます。
トンネル出口付近から緩やかに右カーブです。

[車線減少600m手前]
この先で右ルートとの合流があり、車線が4→3車線に変わります。

[左ルート・右ルート合流]
左ルート・右ルートがそれぞれ合流します。
なお、このすぐ先で左ルートだった2車線のうち、左端の車線が消失します。

[静岡市駿河区小坂]
正面に静岡市街と日本平が見えてきます。
ここからは静岡IC出口付近まで片側3車線が続きます。

[165kmキロポスト]
焼津IC〜静岡ICの区間は、日本坂トンネルを挟んだ短距離利用者の多い区間です。元々交通量が多かった区間であったというのに、長大トンネルである日本坂トンネルがボトルネックとなったこともあり、1998年の日本坂トンネル改良工事にあわせて日本坂トンネル→静岡ICまでの区間が3車線に拡幅されています。

現在は、あまり渋滞も発生することなく快走できるようになっています。

[静岡IC 1.2km]
静岡ICまで1.2kmの地点。
安倍川を渡ります。

[静岡IC 700m]
静岡ICまで700m。

[静岡IC]
静岡ICにさしかかります。
車線減少の警戒標識が出ています。

[静岡IC]
左側の2レーンに入れば静岡ICで流出です。
本線の方は静岡ICを境に3車線→2車線に減少しますが、左端の1レーンが静岡ICの流出車線に直結するのではなく、ICの分岐を過ぎて少し走ったところで車線減少するようになっています。
調査日:2011/5
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