高速道路 Express way.


関越自動車道

東 京・練馬区−新潟県・長岡市



(その2c 群馬県:沼田市−みなかみ町)

 
 危険物搭載車両向けの標識、上り坂その他諸々を経て、いよいよ上越国境の関越トンネルへ向かいます。

  

沼田IC−月夜野IC

[沼田IC先]
沼田ICを通過したところ。
正面に見えるとんがった山は戸神山(標高765m)

[月夜野 3km]
次の月夜野ICまでは3km。
沼田IC−月夜野ICの間隔は5km程度しかなく、大都市圏でもないのにかなり近接された区間にICが設置されていることになるのですが、後述のとおりかなり重要な役割を担っているICです。

[月夜野IC 2km]
月夜野ICまで2km。
この先に、何やら分岐路が見えます。

[沼田CB]
よくわからぬ分岐路。

実はここ「沼田CB(チェーンベース)」と呼ばれるチェーン装着所。夏期は閉鎖されていますが、冬期間の積雪時はここでチェーン装着するよう指示が出たりとします。

[新潟方面への危険物搭載車両 ここで出よ]
「新潟方面への危険物搭載車両 ここで出よ

関越トンネルは危険物搭載車両通行禁止となっています。そのため、タンクローリー車などは関越トンネルの手前の水上ICで遅くとも流出する必要がありますが、水上ICの接続する国道291号は谷川岳の手前で通行止になってしまうため、国道17号で新潟方面に向かう車両はこの月夜野ICで流出する必要があります。

確かに、このICが無いと水上ICで流出しても戻るだけだし、さりとて沼田ICでは国道17号まで遠いうえ市街地が混雑してしまうので、この月夜野ICはかなり重要な位置づけにあると言えます。

[月夜野IC]
月夜野ICを通過します。
国道17号に直接接続しています。

  

月夜野IC−水上IC

[月夜野IC先]
みなかみ町に入ります。利根郡水上町・月夜野町・新治村が2005年10月に合併して誕生した町です。
作者個人としては、やはり「水上町」に愛着があったりしますが、まぁ地元の人が決めることなので…。
(長岡駅で出る上越線の行き先も「水上」だったり)

[下牧PA 3km]
下牧PAまで3km。

[急な下り坂 速度注意]
「急な下り坂 速度注意」

何だか上ったり下ったりが続きます。

[右カーブ]
下り坂の中にカーブがあるというおきまりのパターン。
走行にはご注意を。

[下牧PA 1km]
下牧PAまで1km。

[下牧PA]
下牧PA。
駐車場とトイレのみです。

[関越トンネル 10km先]
「関越トンネル 10km先」

イラストが、まさしく関越トンネルの入口です(笑)

[利根川]
利根川を渡ります。
下流部では悠然たる大河となる利根川も、この上流部では小さな河川です。

[車間確認]

[渕尻トンネル]
渕尻トンネルを通過します。
長さは490m。

[水上IC 2km]
水上ICまで2km。
群馬県最後のICです。

[危険物搭載車両 ここで出よ]
「危険物搭載車両 ここで出よ」

危険物搭載車両は、月夜野ICで流出しなかった場合、ここで問答無用に流出です。

[水上IC]
水上ICを通過します。以前は「水上 谷川岳」と案内標識に記載されていたと思うのですが、なぜか「谷川岳」の方が消されてしまっています。文字通りここが谷川岳の最寄りICであることは変わりないと思うのですが…。

地名が記されたカントリーサインらしき標識も立っていますが、平成の大合併前までの「水上町」のものと思われます。

  

水上IC − 関越トンネル

[水上IC付近]
「チェーン装着車 必ず 谷川岳PAへ」

普通タイヤ車がチェーンを使用している場合は、谷川岳PAに寄って一旦チェーンを外す必要があります。
(ゴム製チェーンは着脱不要ですけど)

[川上トンネル]
川上トンネルをくぐります。
長さは190m。

[谷川岳PA 3km]
谷川岳PAまで3km。
その次の土樽PAは、関越トンネルを抜けた新潟県側にあるPAです。

[ハイウェイラジオ]
ハイウェイラジオがここから聴けます。
何と言ってもこの区間に特徴的なのは、「雪氷情報」とある道路情報表示板。冬期間はここに関越トンネルにおけるチェーン着脱の指示、新潟県側の道路情報などが表示されます。

川端康成の小説『雪国』にもあるとおり、トンネルを抜けると状況が激変しますので…。

[湯沢IC 23km]
距離の案内標識が出てきましたが、いずれも新潟県側のICです。
湯沢ICまで23km、塩沢石打ICまで32km。

[登坂車線]
関越トンネル手前上り坂の総仕上げ(?)
登坂車線が出現します。

[谷川岳PA 1km]
谷川岳PAまで1km。
「チェーン脱却場」という標識も見えます。「着脱」ではなく「脱却」と限定しているところがミソ。確かに、関越トンネル手前に位置する下り線の谷川岳PAで、チェーンを着けるということはありえない話ですし。

[谷川岳PA]
谷川岳PAにさしかかります。
PA入口のところにまず信号機が設置されています。

[谷川岳PA付近]
谷川岳PA付近で、登坂車線も終わります。

[関越トンネル入口]
いよいよ関越トンネルにさしかかります。
長さは道路トンネルとしては日本一(調査日現在)の10,926m。
(正確に言うと、上り線の方が11,055mで若干長い)

トンネル入口のところにもまた信号機が設置されています。

[関越トンネル内部]
入ってすぐのところはゆるやかに右カーブです。
トンネル内部は70km/hに速度規制されています。

関越トンネルは1985年に暫定二車線で開通。その後1990年に上り線トンネルが開通し、既存のトンネルは下り線専用トンネルに変わりました。今走っているのは、1985年に開通した元からある方のトンネルです。

[関越トンネル内部]


左側壁面には新潟側出口までの距離、右側壁面には群馬側入口からの距離が1kmおきに描かれています。待避所も定期的に出現します。
調査日:2010/4
 前へ(その2bへ)  次へ(その3aへ)
 戻る
inserted by FC2 system